私は今月、毎日1時間ずつ20日間残業したにもかかわらず、12、3時間分の残業代しかもらえませんでした。抗議しましたが、私の会社では労働時間をタイムカードで管理しており、30分単位の労働時間は切り捨てる運用になっていると説明されました。タイムカードを確認すると、確かに、58分とか59分という記録がされている日が多く、そうした日は30分しか残業していない扱いになっているということが理解できました。しかし、実際に働いた時間分の残業代が、切り捨てられて支払われないというのは納得ができません。このようなことが許され

会社が1日の時間外労働時間を切り捨てたり、四捨五入して計算することは許されません。労働基準法24条は、賃金は、原則としてその全額を支払わなければならないと定めています(全額支払いの原則)が、労働時間を切り捨てて実際に働いた時間分の賃金も支払わないというのは、この全額支払いの原則に違反してしまうためです。
したがって、あなたは実際に働いた時間分の賃金に不足する部分を、未払い残業代として会社に請求することができます。
なお、1日の労働時間を切り捨てることはできませんが、1か月単位の労働時間については、端数処理が許される場合があります(例えば、1か月の労働時間の総計が182時間20分となった場合、この20分については、計算の便宜上切り捨てることが許されることなどがあります)。

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